タイ バンコク旅行記 2 ムエタイ初観戦。飽きて同行者と険悪ムードになるの巻
ムエタイ初観戦。飽きて同行者と険悪ムードになるの巻
同行した友人がムエタイが見たいというので行ってみることにした。
バイクタクシーの運ちゃんに ルンピニにあるスタジアムまでいきたいというと
あんたらチケットはあるのか、と聞かれる。
スタジアムで買うと高いぞということで近くにある観光局によって
チケットを買いつつスタジアムまでついた。買ったチケットは特等席のものだった。
試合中は途中退席OKであり、出入り自由だ。
売店も併設されており、ムエタイパンツやグローブを買うことができる。
売店の中のものを試着しながら楽しんでいると、試着したものは買えみたいなことを
店員さんに言われた。別に試着くらいいじゃんと思ったが、おそらくこの店員さんも
ムエタイの達人であることは容易に想像できたので丁重に商品をお返しして店をでた。
肝心の試合観戦だが、まずルールを理解するのに時間がかかった。
前座試合では、その試合内容よりもどんなルールなのか把握するのに必死であった。
どうやらKOはないため、選手たちがそのキックやパンチでお互いの体力を削りあう様
を見ることになる。相手選手のキックが当たるたびに、選手の体から汗か水かわからな
いしぶきが派手にはじける様が非常に美しかった。
選出たちの肉体美をみるだけでも楽しめるとも思う。
が、いくつもの試合が18:30~22:00までの長丁場でやっている為、私は飽きた。
その私の態度は友人にも伝わったらしく、いささか友人を不機嫌にさせてしまった。
次にくるときは特別席でもなく一般席で1試合みれば十分だと思う。
ルールなどを勉強してくればもう少し楽しめたはずだ。
夕食はスタジアム裏にある食堂で食べた。
友人が頼んだチャーハンはかなり水っぽくてべちゃべちゃしていたが、
それ以外は安くおいしかった。
バンコクの乗り物事情
観光客はバンコク市内の移動するのに全く困らないだろう。
タクシーやバイクタクシー、電車やトゥクトゥクや地下鉄、水上バスもあり、
かなり豊富な選択肢の中から時間やお金と相談しながら選ぶことになる。
旅の中で多くの運転手と金額交渉して彼らの愛車に乗せてもらった経験から、
ひとつわかったことがある。
客先が強引な運転手は運転も荒い、ということだ。
道を歩いていると強引に客引きをしてくるそれぞれの運転手たち。
強引というのは怖いとか脅してくるとか、そういうことではない。
朗らかな雰囲気を湛えながら、私たちを車にのせようとしてくる。
最初からあくまで乗せようとしてくるのだ。目的地を聴く前に。
私達がその雰囲気と車に乗せられたあと、目的地への金額交渉を始めるという算段だ。
道路状況ははかなり独特のもので、特にバイクタクシーはタイ流と言っていいほどだ。
以前中国の大連にいった際にもバイクタクシーに乗ったが、ここまでではなかった。
タイに来た際はひとつのアトラクションとして、いろんな乗り物にのってみてほしい。
トゥクトゥクなどは風の涼しさと独特のエンジン音がくせになるだろう。