下手な遊び人が落ちる無限地獄
この間女友達と飲んで、お互いの恋愛遍歴を振り返った時に思ったことです。
今まで派手な異性関係で遊んでいた人が突然「他の人との関係を全部清算して、一人に絞った!めっちゃ大好きその人!」みたいなことを聞くんですけど。
今までいろんな棒を刺したり刺さされたりして遊んだ人(意味深)が一人に絞っても、結局うまくいかないことが多いと思います。
めっちゃ遊んで、めっちゃ好きな人ができてめっちゃうまくいかなくなって別れて、めっちゃメンヘラ化して。
そしてどうなるかというと結局まためっちゃ遊ぶんですよね。
この無限ループ。
これをその女友達に話してみると、「私そのループ、社会人になって三回目だわ」とのこと。
私はこのループを以下の3つの時代に分類しました。
1.乱性紀→2.性春紀→3.性紀末
では、それぞれの特徴についてお伝えしましょう。
1.乱性紀
この時代は限りなく荒れた乱世のときです。世は戦国時代。登場する人物たちは群雄割拠の数知れず。
この時期は毎週のように不特定多数の相手とせっせおせっせと戦を行い、刹那的快楽に身をゆだねます。
まさにWeekend Lover。
当の本人は、「あれ、これモテキなんじゃね」とおもうこともありますが、それも最初のうちだけ。自分だけがいろんな人と遊んでいると思っているのに、気が付くと自分も誰かのon of them。
だんだん疲れてきます。ただ、この時代は出会いの量もこなしているので、自分のタイプ、好きになる人にも出合う確率が上がります。
そして変に誰かにときめいちゃうと時代は次に移り変わります。
2.性春期
まさにこれぞまさに私の運命の人!みたいな人とデートをしたり、付き合ったりします。まさに人生の春。その相手が好きで好きでたまらない。
このまま同棲や結婚も、なんて思いますが、そうは問屋がおろしません。いろんな意味でうまくいかなくなることが多いです。
その理由は大まかに2パターンあって、1つは本人が乱性紀で好き勝手した気分がぬけず、結局一人に落ち着くことができないパターン。
もう1つはその運命の人(仮)が本気になれず(最初から本気でないことも多々あり)、こちらばかりがダメージをおって破局するパターン。
これは、そもそもの出会いが乱性紀の戦場であること、つまりヤリ目の多い出会い系アプリなどで相手を抽出してしまったことが原因です。
そんなこんなで破局すると、つぎは暗黒の時代に移ります。
3.性紀末
さぁやってきました性紀末。
むなしい戦いの連続の中、多くの無意味な性行、もとい成功の果て、やっと一人に絞れそうだったのに、結局は破局。
これはつらいつらすぎる。ここで多くの人は男女問わずメンヘラ化。
一人の寂しさに耐えられない場合は、それを埋めようと1の乱性紀に再突入します。
これが遊び人が落ちる無限地獄といういうやつです。
ただし、2回目以降の乱性紀は前回よりも悲惨なものになります。
前回の乱性紀で、なまじ異性を落とすテクニックなどを得ている為、2回目以降は効率的手っ取り早く寂しさを埋めることができてしまいます。
また、性紀末で本人が荒れていればいるほど、その食指は勢いを増し、止まることをしらないはずです。
このようにただ性紀末から乱性紀に移行するのではなく、さらに悲惨な深度での乱性紀を迎えることになります。
まとめ
以上私が勝手に考えた、下手な遊び人が落ちる無限地獄でした。これだけ好き勝手書きましたが、私が言いたいことは結局1つだけなのです。
それは何かというと「好き勝手遊んでいろんな人と刹那的快楽に溺れてもいいけど、その代償は必ず払うことになりますよ」ということです。
相手の好きっていう気持ちを利用し傷つけながら曖昧な関係を続けたり、または寂しさを埋めるためにいろんな人に抱かれたり。
しかし、世の中ただでいい思いはできないようになっています。世の理はいつでも等価交換です。
いくら遊んでも私は傷つくことないなんて思う人もいますが、それは精神面に限っての話です。その関係を維持するためにどのくらいのお金や時間を費やしているのか、一度考えたほうがいいです。
上記にあげた無限地獄はその代償の一例にすぎません。女性に限ってはよくわからない男と二人きりになるなんていう安全面でのリスクも跳ね上がります。
遊んではいけないなんてママ言わないわ。遊ぶにもなにかしらの代償を払う覚悟をしてねってこと。