効果的な勧め方2 ボイストレーニング
シェアボタン
前回の記事で、何かを勧めるうえでの効果的な話し方についてご紹介しました。
前回は人に何か勧めるときにいう
「どうでしょう、この商品は。」の
「どうでしょう」の部分についてちょっとしたテクニックをご紹介しています。
今回はその続きです。
そのあとのセリフ「この商品は」。
実はここにもポイントがあります。
それは、「この商品は」の「は」。
今回はこの「は」の発音の仕方を工夫してみましょう。
ここを普通にはっきりと発音すると、
そこで音が切れることで音がふわっと浮くのですが、
逆にこの音をはっきり終わらせないようにしてみましょう。
具体的には、最後の息を相手にかけるように。
自分の中でちゃんとそのイメージを持ち、それを相手に渡してあげる感覚です。
相手にその魅力を想像させる材料を音の余韻で与えてあげるんですね(^^♪
逆に言えば、勧める側がそのものの魅力を把握していないと
その余韻を作り出すことはできません。
その人のもつ雰囲気というのは完全に隠すことが難しいように
勧めるものの魅力が勧める人から音、余韻としてあふれ出ている。
以上のことを意識すれば、話し方の幅もぐっと広がりますね。