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なぜピトーはゼノではなくネテロを攻撃したのか

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別記事の補足です!

どうも
ハンターハンター を一通り愛でたあと、
更に愛で続けるタイプの人間のクロです。
 
別記事にて私は
キメラアント編の終盤にある討伐隊宮殿突入時、ピトーはネテロではなくゼノを攻撃すべきであったと主張しました。本記事はその別記事の補足になります。もしこの記事がはじめましての方は、そちらの別記事もご覧になって下さいね。
 
さて、私が ピトーがネテロではなくゼノを攻撃すべきであったと主張する根拠は大きく2つありました。
 
根拠1.ゼノはネテロにくらべ戦闘能力が低いため、最初に排除しやすく討伐隊の戦力を削ぎやすい。
 
根拠2.ドラゴンダイブの能力の主であるゼノを排除しドラゴンダイブの宮殿着弾を未然に防止できる可能性がある
 
以上、2つです。
別記事にてこれらの妥当性について論を展開しています。しかし、 実際にはピトーがまっさきに攻撃したのはネテロでした。本記事では、なぜピトーはゼノではなくネテロを攻撃したかについて考察していきます。私は その 理由について4つの仮説を立てました。その4つとは以下の 通りです。
 
1.ピトーにおいて ドラゴンダイブ着弾前にゼノ排除が間に合わないと判断した。
 
2.ピトーにおいて、術者が死ねば術が消失する(可能性が高い) ことを把握しておらず、または 戦闘時にその発想に至らなかった。
 
3.ピトーにおいて、ドラゴンダイブの着弾は王にとって問題がないと判断した。
 
4.ピトーにおける、護衛軍としての本能 ×ネコとしての本能による 反射的行動 で あった
 
それぞれ詳しく見ていきましょう。
 

仮説1.ピトーにおいて ドラゴンダイブ着弾前にゼノ排除が間に合わないと判断した。

 
1つ目 はピトーにおいて、ゼノ排除によるドラゴンダイブの宮殿着弾防止は選択肢にあったが、着弾までにゼノの排除が間に合わないとピトーが判断した場合です。その場合は、ゼノより戦闘力の高いネテロを王への脅威としてまっすぐに排除しようと判断して攻撃対象をネテロとしたことになります。
 
 

仮説2.ピトーにおいて、術者が死ねば術が消失する(可能性が高い) ことを把握しておらず、または 戦闘時にその発想に至らなかった。

 術者を殺すと能力が消えるメカニズムをドラゴンダイブには当てはめなかった、またはそもそも、そのメカニズムをピトーが知らなかった場合です。ピトーたち蟻側はハンターを捕まえ、無理矢理に念の知識を習得しています。しかし、それは四体行や六系統という基本的な知識のみである可能性が高いです。護衛軍の念の知識はあまりなかったと推察されます。
 
 

仮説3.ピトーにおいて、ドラゴンダイブの着弾は王にとって問題がないと判断した。

3つ目は、ドラゴンダイブの着弾防止を無視してもネテロを排除すべきと考えた場合。
なぜ龍の矢を無視したかについて、ピトーなりの考えがあったかもしれません。
例えば、 王をはじめ護衛軍は龍の矢では倒されないと判断したのではないでしょうか。
つまり、ドラゴンダイブの攻撃を受けても王とピトー自身の防御力をもってすれば
損傷がないと判断したということです。または自身たちの動体視力をもってすれば
余裕で回避できると判断したとも考えられます。結果、ドラゴンダイブとその術者を無視し、ゼノよりも王へ脅威となるネテロの排除を優先したということです。
 

仮説4 ピトーにおける、護衛軍としての本能 ×ネコとしての本能 による 反射的行動 で あった

 
ピトーの本能により戦闘能力の高いネテロをまっさきに排除すべきと判断した場合。ドラゴンダイブのことはまったく眼中になく護衛軍として王への脅威排除しようとする
プログラムが ピトーを支配し、かつネコの習性として瞬間的に獲物に飛びかからんとしたすると、ゼノよりも戦闘力が 高く、王への脅威となりうるネテロを無意識に排除しようとした と考えられます。つまり、護衛軍としての本能 ×ネコとしての本能による反射的行動であった可能性です。
 
 
以上、なぜゼノよりもネテロを攻撃したのかについては、
1  ピトーにおいて ドラゴンダイブ着弾前にゼノ排除が 間に合わないと判断した。
2  ピトーにおいて、術者が死ねば術が消失する(可能性が高い) ことを把握しておらず、または 戦闘時にその発想に至らなかった。
3 ピトーにおいて、ドラゴンダイブの着弾は王にとって 問題がないと判断した。
4 ピトーにおける、護衛軍としての本能 ×ネコとしての本能 による 反射的行動 で あった
 
の4つの可能性をあげました。
 
 
あのー、ちょっといっていいですか?
これ、4じゃね?本能じゃね?
どーかんがえても。
ピトー、ネコだよ?
楽しいことに 夢中になっちゃう愛すべき性格だよ?
ドラゴンダイブ着弾 防止?
え?そんなの考えるわけなくね?
本能にきまってますがなー!
 
ふう、すっきりした!笑
 
以上のように思いながら私も書いていた わけです。なにも読者の皆さんだけが、「 お前の記事読んで、時間を無駄にした!」 って、思っている わけではでないんですよ !?なんなら私も被害者なんです!(大丈夫か自分)
 
次は それぞれの仮説の検証を行なったうえで、
ピトーのネテロ攻撃の理由を明確にしていきます。
おそらく 読者の皆さんも
わかりきったことであるとは思いますが、
いろんな可能性を検証 (妄想)するのも大切( 楽しい)ですし、
もう少しお付き合いくださいな。
 

仮説1とその検証.ドラゴンダイブ着弾前にゼノ排除は間に合わなかったのか

ピトーにおいて ドラゴンダイブ着弾前にゼノ排除 間に合わないと判断した。という仮説 についてです。結論から言ってこの仮説は 事実とは異なるでしょう 。その理由として、 単に 時系列を考えればわかるはずです。
 
ピトー は 王への脅威を排除しようした結果、ネテロに対して接近しテレプシコーラを発動しています。あの 時はドラゴンダイブの宮殿着弾前です。つまり、着弾前にネテロ を攻撃したということは、同時点においてゼノに 対して攻撃することも可能だったはずです。このことから、着弾前にゼノの排除も可能であるため、この仮説は間違いであったことがわかります。
 

仮説2とその検証.術者が死ねば術が消失すること知らなかったor思いつかなかったのか

2つめの仮説ですが、これは 正解に近いと考えます。なぜならユピーでさえ(さえ?ごめんユピー大好きだよ)、自身についたポットクリンを消すにはナックルを殺すべきだったかもという発想していますが、それに気がついたのは戦闘後、多少落ち着いたあとでした。よってピトー自身もそもそも、術者が死ねば術自体も 消滅するという基本的なメカニズムを確かな知識として獲得しておらず、また極限の戦闘状態においてドラゴンダイブを消滅させる、という発想自体が浮かばなかったのでしょう。
 
 

仮説3とその検証.ピトーはドラゴンダイブが王にとって問題がないと判断したのか

ピトーにおいて、ドラゴンダイブの着弾は王にとって 問題がないと判断したという仮説ですが、これは間違いであると考えます。なぜなら、護衛軍は 王 への脅威を 一切排除すべくプログラムされています。龍の矢程度の攻撃なら王なら 平気だろう 、などという甘い考えは護衛軍の3匹 全員において、これっぽっちもないでしょう。よってこの仮説はありえないでしょう。(ならなぜわざわざ仮説としてあげたかって?あらゆる可能性を妄想するのが楽しいからです笑)
 
ちなみに万が一、王に矢が当たっても問題ないと判断するのは、念での戦闘において、考えが甘いと言えるでしょう。なぜならば、龍の矢に付加効果がある可能性を考慮すべきだからです。
毒その他ステータス異常を引き起こす能力が矢に付加されているかもしれません。あれだけ広範囲の攻撃に付加能力をつけることは難しいかもしれませんが、念での 戦闘においては、敵から何か跳ばされた→ とりあえず回避することが鉄則なのでしょう。
 
クロロVSヒソカ戦を思い出してみてください。戦闘序盤 、ヒソカの目の前で突然審判の 体が爆発したとき、ヒソカはとっさに「血がやばい! ?」と判断し、返り血が自身に付着することを全力で回避している描写があります。(それにしてもあの闘いの審判や観客かわいそう。天空闘技場は 営業停止でしょうね。)
 

仮説4とその検証.護衛軍の本能 ×ネコの本能 による 反射的行動だったのか

先も 書きましたがこれが正解かと考えます。前述 より、仮説 1と3を否定し、仮説2の可能性が高いと判明した結果、ピトーが攻撃対象を選別するうえで、ドラゴンダイブがなんの影響も持たないことがわかりました。よって、 ピトーは 本能 で動いたと言わざるを得ない結果となりました。
 

まとめ

ピトー、本能デネテロヲ攻撃ス
 
最初から わかってるわ!
以上、読んで頂きましてありがとうございました。