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リメンバーミー

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リメンバーミー、見てきました。

 

いや、よかったです。感動しましたよ。

 

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    C)2017 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

 

舞台はメキシコです。

主人公はミュージシャンに憧れる少年、ミゲル。
名曲であるリメンバーミーを通じて家族の愛に触れる物語。

 

アカデミー賞では長編アニメーション賞と主題歌賞を受賞するなど、

世界中で特大ヒットを遂げ、各界から絶賛の声が集まっています。

 

 そこでこの不肖わたくしが、
劇場でリメンバーミーをみるべき理由を大きく2つご紹介します。
 
見るべき理由その1  リメンバーミーを歌わない!
 
最初にこんな紹介でいいんだろうか。
いや、いいんです。事実だから。
 
さて、世の中には歌って踊るミュージカル映画
生理的に受け付けない人が一定数存在します。
 
気持ちはわかりますよ、こっぱずかしいんですよね、何踊っちゃってンの?みたいな。
 
(ここらへんの温度差はディズニー映画の魔法にかけられて、あたりを思い出しますね)
 
しかし、みなさん。ご紹介したように
この映画、歌いません踊りません。
 
うそです、歌います、ちょっと踊ります。
 

リメンバーミー、劇中で100回ぐらい歌うかと思っていたんですが、

 

3、4回しか歌ってなかったイメージです。

 

むしろ、同時上映のアナ雪の短編のほうが歌を歌う回数が多かったです笑
 
(ちなみにアナ雪のほうはオラフの回でしたよ)
 
予告編とかみて、ギター持っちゃってるし、歌いまくるんだろうな、
とか思ってるそこのあなた。
 
それを期待していくと少し物足りないかもしれません。
 
だからこそ、劇中に挿入されるリメンバーミーが違和感なく、
むしろ待ってました!
みたいな感じで、感情移入しながら聴くことができます。
 
この歌って踊るあんばいが、どんな人にも違和感のないレベルで、
物語に没頭させてくれます。
 
 

 

見るべき理由その2  映画をみるだけで軽い異文化交流!
 
本作品の舞台はメキシコ。
 
時期は11月2日、死者の日。
 
ご先祖様が現世に帰ってくる日。
 
日本の盆みたいなものですね。
 
メキシコにおける大切な行事の最中に事件は発生するため、
かの国の文化を垣間見るコトができます。
 
が、そんなメキシコの生死観にびっくりすることでしょう。
 
例えば、劇中で主人公が迷い込む死者の国。
 
予告編でもお分かりになるかと思いますが、
とてもカラフルで美しいものとして描かれています。
 
現世の描写においても、
 
壇にはカラフルな花をかざったり。骸骨を飾ったり。
 
なんだか、日本の生死観と全くことなります。
 
作中には第2の死なるものが登場します。
これは、アステカ文明に由来するみたい。
ちなみにアステカ文明とは1500年にスペインの征服者、コルテスによって滅ぼされた古代文明。かのバルボッサもパイレーツオブカリビアンの1で言っていましたね。
 
アステカ文明アステカ帝国の影響を色濃く残すメキシコでは、アステカ文明の「死は、新たな生へと巡る過程のひとつ」という死生観が生きており、チベット仏教と同じく、「死」を逃避先、あるいは終わり、というように考えていないことも関係しているかもしれません。
 
終活マガジン 何歳からでも始められる終活サイト 様
異文化から学ぶ「終活」⑦より引用
 
 
メキシコの生死観、デフォルメされた骸骨などは
日本人の価値観においてあまり馴染みがないため、
感情移入するのに少々時間がかかるのも事実です。
 
が、ご心配なく。
 
物語の展開におまかせあれ、ですよ。
文化の壁もなんのその。
前半は少し退屈してしまいましたが、中盤からはぐいぐい引き込まれます。
 
ピクサーの底力を御照覧あれ!!
 
以上、リメンバーミーをみるべき2つの理由をご紹介しました。
 
是非、皆さんも映画館に足を運んでくださいね。わたしは吹き替え版で見ましたが、全く違和感ありませんでしたよ!
 
……と、最後に観賞後に私が持った疑問点を1つ。
 
なんでヘクター、びっこひいているんでしょうか?
 

主人公が死者の国であうヘクター、 藤木直人さんが演じていますが
劇中ではなぜかびっこをひいているんですよね。

 

死因のせいかな?

 

どなたか、教えてくだされ。